
50代からの節約生活
ワンズ・ベストの川田です。
- 今日は、50代からの節約生活について。昔は人生50年!とか言いましたが、今は50歳と言ってもまだまだ若い!
といっても、見た目年齢30代、40代という方もいれば、少し老けてみえる方も・・・個人差が出て来る頃ですね。2015年7月30日の厚生労働省発表の日本人の平均寿命は、男性が80.50歳、女性が86.83歳。男女共に50歳以降の残された時間は30年以上あります。消費税も8%に上がり、2017年4月にはさらに10%に上がり、国の借金は1057兆円(2015年6月末時点)を超えるという経済面は不安要素が多いこの時代、残りの人生どうすれば安心して過ごすことができるか・・・
と、経済的不安を煽るより、これからの生活をいかに楽しくゆとりを持って過ごすことができるかを考えてみたいと思います。50代からの節約生活と聞くと、質素な生活を思い浮かべるかもしれませんが、そんなケチケチ節約ばかりで生きるだけの人生は楽しくないですよね。その前にまず、決めなければならないことがあります。
自分はいくつまで生きるのか?ということです。
「そんなのわからないよ。」という声が聞こえてきそうですが、思い(イメージ)は現実を引き寄せます。
「どうせそんなに長く生きられないから・・・」とか言ってる人で本当に早く逝ってしまった人がいました。40代の半ばくらいだったでしょうか。
言葉で発して、自分の脳にインプットして、実現していったのです。
そうではなく、100歳まで健康で誰の世話にもならずに溌剌と生きる!と決めるとその現実を引き寄せます。
私は、前日までピンピンしていて、翌日の朝、家族が起こしに来たら静かに息を引き取っている・・・ピンピンコロリ、というのが理想です。
おそらく誰も、10年も20年も寝たきりで、あっちこっち切られて、チューブで繋がれた状態で苦しみながらの最後がいい・・・という人はいないでしょう。
50代にもなれば、折り返し地点も過ぎて、生きてきた時間より長く生きることはないと感じていると思います。
普段は考えませんが、ふと、自分の年を考える時、そう!誕生日とか・・・
そこで大抵の人は一つ年をとるごとに、あー!また一つ年を取ってしまった、とか、年をとるのは嫌だ、とか言っていますよね。
だからこそ、残りの人生を有意義なものにするために、自分の残された時間を決めて、その時が来るまで全力で生きる!ことが大切なのです。
きっと最後に、自分の人生最高だったなぁ・・・と思えると思います。今は漠然と80才とか100才とか、はたまた好きなことやってそんなことは考えない、という人もいるかもしれません。
ただ、好きなことをやって、倒れて、その後20年間寝たきりとかどうですか?と聞くと、皆さんそれは嫌だ!といいます。
ただ、今のままでなんとなく、元気に寿命まで行ける、と漠然と思っている・・・そんな感じだと思います。であれば、最後の時が来るまで健康体でいるための努力をしなければなりません。
先ほど、平均寿命の記載をしましたが、これは「健康で人の世話にならずに自分のことは自分でできる年齢」ではありません。
自分のことは自分できる年齢、これを健康寿命と言います。
読売新聞に健康寿命についての記事がありました。
日本人は健康寿命も世界一ですね。すごい!
読売新聞2015.8.29ご覧になってわかると思いますが、平均寿命より約10年間短いのです。
男性で約9年、女性で約11年寝たきり、もしくは要介護状態になります。
ただ、あくまでも平均ですので、自分をどうするかは自分次第です。
まず、ゴールを決めて、そこから逆算します。
100歳がゴールとすれば、そこに向かっていかにピンピンコロリで逝けるかどうかを考え、目標設定します。
あちこちガタが来て100歳なんてとてもとても・・・という方。
今の自分に合った設定で良いと思います。
そこに向かって医者の世話にならずに、ピンピンコロリです。
50代からの節約生活とあるのに、何も節約について語ってないように思われるかもしれませんが、実は、病気にならない、医者の世話にならな
い、薬を飲まないというのが、まず第一の節約です。日本の医療費は今、40兆円を超えています。
男性は71.11歳まで、女性は75.56歳まで健康で、その後約10年間は介護費用、病院・薬の費用がかかる!ということです。
その上、家族が介護のために仕事を辞めて収入がなくなれば、節約どころの騒ぎではありません。
多くの方は、病気になってから、もっとこうしておけば・・・とか、なんで自分がこんな病気に・・・とか、よく聞きますが、今までの生活習慣、食生活、考え方の反映です。それでは、50代からの節約生活について、5つの分野で記載したいと思います。
4つの分野とは【心のあり方】【物】【食事】【50代以降の人生】【余暇の過ごし方】です。まずは
【心のあり方】物理的な節約生活の前に、物の考え方、心のあり方がとても重要です。
不平不満・怒り・恨み・嫉妬・人と比較して羨ましがったり、蔑んだり・・・そういった心の無駄遣いをやめて、いつも笑顔で、感謝しながら過ごす。
あんまりこういうことを書くと宗教的に捉えられてしまうので、この辺にしますが、つまらないことを考えて過ごすより、楽しく過ごしたい!と皆さん思っている思います。
ただ、なかなか出来ない・・・ということでしょうね。
私自身、わかっていても、不平不満の心を持ったりすることはありますので・・・
そういった自分を受け入れて、なるべく感謝の心を持って過ごせたらいいですね。
心の次は、
【物】家の中に無駄なものがたくさんありませんか?
何年も読んでない本、まったく着ない服、使ってない食器、使わない家具・・・etc
よく人の家に行くと、食器棚に100人分くらいの食器がぎっしり入っていたり、ものがやたら多い家がありますよね。
なかには、ものが捨てられないので家を増築した!という方もいらっしゃいました(笑)ただ、それだと高額な無駄遣い?になりますので、断捨離しましょう。
ただし、これらは捨てるのではなく、売る!これで捨てる費用の節約です。
例えば
本はブックオフhttp://www.bookoff.co.jp/sell/
こちらは最近、本の他に洋服や食器も買い取ってくれるようです。
ただ、服は買い取ってもらえないものも多数あります。その時はグラムで買い取ってくれる所がありますので、ネットでご自身のエリアを調べてみてください。ただし、あくまでも捨てる代わりに売る!ですので、価格は二束三文と思ってください。ここで利益を追求して、あちこち回っても数百円変わるかどうかです。その前に、ネットで色々と調べてから行くといいでしょう。
家具も「家具の買取」で検索すると諸々ヒットします。
このように家の中をすっきりさせると、掃除も楽になりますし、今まで見つからなかったものも簡単に見つかるようになります。
となると時間が節約できますよね。掃除の時間、ものを探す時間・・・等々
50代になると一番大切なのは時間だと思います。
ものを探す時間はストレスになりますので、極力ストレスを溜めないような工夫が必要です。
次に
【食事】その前に、歯の治療を徹底することをお勧めします。
歯だけは放っておいて治ることがありません。
食事をとるのにしっかり噛めないと胃腸に負担がかかります。
虫歯をアマルガムで治療している場合は、きちんとした歯科医に行って、セラミック系に治療し直したほうがいいでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アマルガム修復食事は基本ですから、あまり添加物の多いものや糖分の多いものの摂取を控えましょう。
今の日本人は1年間に3キロ以上の添加物を摂取しているのだとか・・・
それから糖分を摂りすぎると、血液がドロドロになります。
基本病気にならないためには血液サラサラ、血管の詰まりを無くさないといけません。
旬の野菜を摂り、良質な水を1日最低1.5リットル飲む。
水分だからといって、ジュースはやめたほうがいいです。かなり糖分が多いので。米は玄米がいいでしょう。ただし、白米より消化が悪いので歯が悪い人は治療をしてからにしたほうがいいかもしれません。
しっかり噛んで食べれば圧倒的に玄米のほうが栄養価、食物繊維が勝っています。良質な水はクラスターが小さい水がいいでしょう。
こちらの水を飲むと毛細血管の奥まで血液が運ばれるので、身体中に酸素が運ばれ、持久力も上がります。
こちらの水はネット通販、下記⇩のお店でも販売しています。
http://www.sizedown.co.jp/store.html
それから必要以上に食品の購入をしないことです。冷蔵庫の中に何ヶ月も前の食材や賞味期限が何ヶ月も過ぎたものが入っていたりしませんか?計算すると、数百円、何千円の単位で食材が無駄になっている可能性があります。
次に
【50代以降の人生50代ともなると、あと数年で定年ですので、その先の人生をどうするか?
というのも重要です。基本、食べることが生きること!ですので、農業という方もいらっしゃると思います。
週末だけの農業体験をしながら、自分に合う余生を過ごす場所を探すの一つです。
週末に農業を覚え、定年後に農業するのであれば、食費の節約になります。
もし都内でお住いの方で農業のために地方に行かれる場合は、都内の不動産を売却したら、田舎ではそれなりの住居が持てるでしょう。田舎での住居はやはり天然住宅!まぁ、都会でも建てられますが。
http://tennen.org
不動産を中古で購入するのも一つですが、自然素材に囲まれた住居で生活すると活力も上がります。こういう住居で生活することもエネルギーの節約になります。最後に
【余暇の過ごし方】余暇の過ごし方については人それぞれやりたいことがあると思います。
趣味であったり、スポーツであったり・・・
その中で最もニーズが多いのは、旅行だと思います。
ただ、旅行は結構お金のかかりますね。
よく、定年になってから、国内、海外旅行に頻繁に出かける方が多いですよね。
ただ、結構これは経済的にある程度余裕がないとできないことですが、マイレージを貯めてタダで飛行機に乗ったり、旅行の会員になって格安でホテルに泊まるという方法もあります。
海外旅行がお好きな方はまず、マイルが貯まるカードをお持ちになったほうがいいでしょう。
ただし、カードは持っても1〜2枚がいいと思います。
奥様がいらっしゃる方は家族カードをつくり、光熱費、年金、ガソリン代等は全てカード決済にしておくと、どんどん溜まってきます。
ただ、カードで決済すると、いくら使ってもいいような錯覚に陥る人がいるので、一ヶ月に使う額を決め、きっちりレシートをとり、いくら使ったかきちんと計算しておきましょう。
マイルが貯まるカードはアメックスのスカイトラベラーカードが有効ですが、年会費が高いのと、アジアの国では使用出来きるところが限られるので、VISAかmasterがお勧めです。旅行会員権を検討されてもいいかもしれませんが、年間10泊までとか14泊までとか、結構宿泊数が少ないのと、会員価格が高いので、満足されるかどうかは微妙です。
最近は、格安で旅行できるネットワークの会員権もあるようです。
年に一度の旅行の費用で、年に何度も行けたらそちらの方がいいですよね。まとめると、
・まず、自分はいくつまで生きるのかを明確に決める!そしてそこに向かい日々感謝をしながら過ごす。
・断捨離、不要なものを売る(捨てる)身辺整理をしてすっきりさせる。
・歯の治療(金属系のものが入っている場合は治療をお勧めします。)
・食生活の改善と必要以上の食材を買わない。
・住環境を天然素材に変えてみる。(リフォームでもいいと思います。)
・旅行するなら、マイルカードと旅行会員の検討もされるといいと思います。
その他、細かい部分はたくさんありますが、あとは各々「気づいたら行う!」ということが大切だと思います。今の心の状態をいい状態にして、すっきりした環境で、おいしものを食べて、ゆったりと豊かに過ごしていきたいものですね。
ということで「50代からの節約生活」でした。