
芸能人・芸人年収ランキング2015
こんにちは。ワンズベストスタッフの北爪です。
今回は、「芸能人・芸人年収ランキング2015」について。
この間、パナマ文書の情報漏洩の事件があり、アメリカ、イギリス、ロシア、中国、アイスランド、アルゼンチン等の国々で大騒ぎになっております。
日本では、報道規制があるのか、政府の発表も歯切れが悪く、捜査にも極めて消極的な印象がありました。
どことは申しませんが、日本の名だたる企業の名前がずらりと明らかになったそうです。
タックスヘイブン(租税回避地)と呼ばれる、税金がかからない、もしくは低税率の国や地域の金融機関にお金を預けている世界のお金持ちのリストが明るみになり、「なんだよ〜〜金持ちばかりずるい!」という論調で、ネット等で一般の方々が批判しており、あたかもタックスヘイブンにお金を預けることそのものが悪で、税金の高い自国にお金を預けなくてはならないような論調になっていますが、そうではありません。タックスヘイブンの国や地域の経済にとっては欠かせないシステムであり、立派な金融産業なのです。
多くのそれらの地域は、農作物が育たない、資源もない、なので産業が育たない→外貨を集めることができない→国が豊かにならない、という理由で、“食いぶち”がありません。
そこで、無課税もしくは、低税率で資産運用のできる金融仕組みが採用されています。
そうすることで、外貨を獲得することができるのです。つまりタックスヘイブンの国や地域にとっては、立派な産業なのです。
しかしだからと言って、問題がないというわけではありません。
それをいいことに、税金逃れのための資産隠しや武器取引や麻薬売買などで得た”血みどろの”お金をマネーロンダリング(資金洗浄)するために、「足がつかないように」タックスヘイブン利用する連中がいることが問題なのです。
漫画、『ゴルゴ13』の世界が現実にあるのですね。
誰だって、お金があり、税金が安い地域で資産を運用できるなら喜んでお金を預けるのではないでしょうか?
しかし、行政のトップが自分たちの資産は都合よく運用し、そのくせ、自国民には、高い税金を徴収している、というのでは、示しがつきませんよね?
インターネットが発達して、昔のように特権階級だけが許された、“秘密の抜け道”が明らかにされた象徴的な事件ですね。
このパナマ文書には、日本企業の名前はリストアップされており、多くの芸能人の名前もあると、言われています。
息子二人をスタンフォード大学に入学させた教育ママの、なんとかチャンという女性タレントの名前もあるとのことです。
しかし、私個人的には、タックスヘイブン万歳派です。
余裕資金を賢く運用する手段としては、大いにやるべきであると思います。
政治家、有名企業の創業家一族のみならず、芸能人、芸人の皆様も名義をペーパーカンパニー化してタックスヘイブンに投資している、という噂を聞いたもので、時流に合わせ、パナマ文書の話から入りました。
さて、「芸能人・芸人年収ランキング2015」について、ですが、私は、テレビを観ていていつも思うのが、
「この人、芸能界でのランキングが上がってるみたいだから相当儲かってるんだろうな」
「でも、事務所が弱いからら、出演し続けられるのかなぁ」
「この芸人さん、吉本かぁ、露出は多いけど、ギャラ配分少ないんだろうなぁ」
という視点で見てしまいます。
私に限らず、芸能人の方々の“お財布事情”やランキングは少なからず気になるのではないでしょうか?
今回は、これをジャンル別にランキング形式でお伝えして入ります。
※年収は、あくまでも推定です。あらかじめご了承ください。
1.役者部門
役者さんの年収は、平均、979万円と言われており、年収のランキングがトップクラスの役者さんとなると舞台での公演1ヶ月で1億5千万円にもなるそうです。
しかし、お客さんを呼べる役者さんとそうでない方の違いはまさに雲泥の差。
芝居だけで、年収1000万円超える人はごくわずかのようです。
口コミでの調べで、役者さんの平均年収は、200万円前後です。
これは、あくまで役者業のみで、タレント業、歌手活動、執筆(雑誌コラム、エッセイ含む)などで補っているようです。
それでは、有名俳優の年収ランクングを見ていきましょう。
1位 福山雅治・・・7億円
2位 堺 雅人・・・3億8,000万円
3位 木村拓哉・・・2億7,000万円
4位 小栗 旬・・・2億円
5位 阿部 寛・・・1億2,000万円
6位 渡辺 謙・・・1億円
7位 綾野 剛・・・1億円
8位 西田敏行・・・9,400万円
9位 田村正和・・・8,800万円
10位 武田鉄矢・・・8,000万円
2.女優部門
1位 綾瀬はるか・・・4億1,000万円
2位 黒木メイサ・・・3億2,000万円
3位 佐々木 希・・・3億1,000万円
4位 吉瀬美智子・・・2億9,000万円
5位 杏 ・・・ 2億8,000万円
6位 吉高由里子・・・2億6,000万円
6位 武井 咲 ・・・2億6,000万円
8位 香里奈・・・2億3,000万円
9位 長澤まさみ・・・2億1,000万円
10位 井上真央・・・2億円
11位 芦田愛菜・・・1億9,000万円
12位 天海祐希・・・1億6,000万円
13位 仲間由紀恵・・・1億5,000万円
14位 石原さとみ・・・1億4,000万円
3.アイドル部門(女性)
アイドルの平均年収は、520万円です。
給料制が多く、モーニング娘。は、CDが100万枚売れた時も今も給料は一緒だそうです。
おニャン子クラブも給料制で歌唱印税はあるものの、メンバーの頭割でソロで歌った、国生さゆりの「バレンタイン・キッス」や新田恵利の「冬のオペラグラス」などもメンバーの頭割だったそうです。
グラビアアイドルも同じです。その代わり年に一度のボーナスがあるなどの待遇があったりします。
また、テレビにあまり出ていないアイドルなどの収入源は、握手会や撮影会が主で、握手券付きのCDやTシャツを買ってもらうという、AKB商法も有名です。
1位 指原莉乃(HKT48)・・・6,800万円
2位 小嶋陽菜(AKB48)・・・5,900万円
3位 高橋みなみ(AKB48)・・・5,400万円
4位 百田夏菜子(ももいろクローバーZ)・・・5,300万円
5位 橋本環奈(Rev. from DVL)・・・5,000万円
6位 菊地亜美(アイドリング!! !!)・・・4,900万円
6位 道重さゆみ(モーニング娘。)・・・4,900万円
6位 玉井詩織(ももいろクローバーZ)・・・4,900万円
6位 渡辺麻友(AKB48)・・・4,900万円
10位 柏木由紀(AKB48)・・・4,800万円
「会いに行けるアイドル」AKB48がデビューして以降、様々なコンセプトのアイドルが出てきていますが、ランキングの上位は、ほとんどAKB48が占めているのはさすがですね。今や、バラエティー番組、報道番組など様々な方面でも活躍されているAKB48ランキングトップ、不動のセンター指原莉乃さんは年収もトップなんですね。
4.アイドル部門(男性)
予想通り、ジャニーズがランキング独占状態です。
では、どうぞ。
1位 中居正広(SMAP)・・・5億1,335万円
2位 木村拓哉(SMAP)・・・2億7,167万円
3位 草彅 剛(SMAP)・・・2億7,148万円
4位 堂本光一(Kinki Kids)・・・1億5,754万円
5位 堂本 剛(Kinki Kids)・・・1億3,232万円
6位 稲垣吾郎(SMAP)・・・1億2,910万円
7位 長瀬智也(TOKIO)・・・1億1,478万円
8位 香取慎吾(SMAP)・・・8,686万円
9位 城島 茂(TOKIO)・・・8,197万円
9位 国分太一(TOKIO)・・・8,197万円
ちなみに、ジャニーズ全体(アイドルでない人)を含むと・・・
・ジャニー喜多川・・・9億202万円
・藤島メリー泰子・・・8億9,722万円
・藤島ジュリー景子・・・6億5,051万円
この人たちをランキングに入れてしまうと、上位ランキングを独占してしまいます(^^)
5.タレント・文化人部門
このジャンルの平均年収は、4,895万円と、ダントツです。
ランキングトップ3は、大御所ぞろいです。
1位 秋元康・・・25億円
2位 ビートたけし・・・15億8,000万円
3位 タモリ・・・9億9,600万円
4位 明石家さんま・・・7億9200万円
5位 古舘伊知郎・・・6億5,000万円
6位 中居正広・・・6億4,000万円
7位 堺 雅人・・・3億8,000万円
8位 設楽 統・・・3億5,000万円
9位 宮根誠司・・・3億円
9位 小倉智昭・・・3億円
やはりランキングトップは、秋元康さんですね!
AKB48だけではなく過去のヒット曲の作詞印税に加えAKB48が出演する番組では企画監修までされています。
お辞めになりましたが、報道ステーションの古舘伊知郎さん、ミヤネ屋の宮根誠司さん、とくダネの小倉智昭さんなど帯番組を持っている司会者はやはりランキング上位に入っていますね。
6.お笑い芸人部門
お笑い芸人の平均年収は、1,103万円です。よくテレビなどで、下積み時代屋、苦労話などで、アルバイトをしながら頑張っていました、なんて話をよく聞きますが、売れた時のフィーバー感は凄まじいようですね。ランキング上位にいる人たちは、相変わらずの面々です。また、ピンやコンビなどでも事務所によって折半だったり、様々なようです。
1位 ビートたけし・・・17億2,000万円
2位 明石家さんま・・・11億5,000万円
3位 タモリ・・・9億9,000万円
4位 田中裕二(爆笑問題)・・・8億2,000万円
5位 太田 光(爆笑問題)・・・7億2,000万円
6位 上田晋也(くりぃむしちゅー)・・・6億2,000万円
7位 有田哲平(くりぃむしちゅー)・・・5億3,000万円
8位 浜田雅功(ダウンタウン)・・・4億4,000万円
9位 笑福亭鶴瓶・・・4億3,000万円
10位 松本人志(ダウンタウン)・・・4億2,000万円
やはりビッグ3がランキング上位3位独占ですね。
ランキング1位のビートたけしさんは、映画監督・お笑い芸人・俳優など様々な顔を持ち、凄まじく稼いでいますね。
しかし、芸能関係者の話によると、収入のほとんどを別居中の奥さんに渡していたり、自分の事務所の売れない芸人を食わせたりしていて、手元にはほとんど残っていないそうです。
それでも高級外車をいくつも所有していて、毎週金曜日には、一度の食事でウン10万円する、予約の取れない和食の名店「京味」で食事をしているそうです。
ないと言っても、お金持ちからしたら、という話のようです。
ランキング2位の明石家さんまさんは、個人資産として、都心のビルやオーストラリアのゴールドコーストの別荘を所有していて、それぞれ数億円相当の資産価値があるそうです。
さんまさんは、3歳の時に実の母をなくし、再婚相手の継母に可愛がられず、苦労されたそうです。
そこで、その継母と仲良くしようと思い、毎日の面白いことを考えて笑わせようとしたことが、彼の笑いの原動力となったそうです。
ランキング3位のタモリさんは、お昼の長寿番組「笑っていいとも」が終了し収入は激減したそうですが、それでも、レギュラー番組とCMで推定年収3億円はあるそうです。
さらに、総資産は、100億円以上あるといわれています。
お笑い芸人の方々の収入は、事務所によって事情がだいぶ違うようです。
中には、月給制の人達も含まれます。
意外とランキングが上位に居ないダウンタウンに関して言うと、吉本興業所属なので、コンビであろうとピンであろうと、コンビのギャラとして扱われるそうです。
7.一発屋芸人部門
お待たせしました!
一発屋芸人部門のランキングです。
一発屋というと聞こえが悪く、マイナスイメージがあるかもしれませんが、ほとんどの芸人は不発で終わると聞いていますので、一発屋であろうと素晴らしい実績だと思います。
※全盛期と現在の月収の対比でお伝えしてまいります。
(全盛期の月収→現在の月収)
1位 波田陽区・・・2,800万円→20万円
2位 長州小力・・・2,000万円→5万円
3位 長井秀和・・・1,800万円→15万円
4位 ムーディー勝山・・・640万円→16万円
5位 ダンディ坂野・・・410万円→22万円
6位 小梅太夫・・・400万円→900円
7位 さがね正裕・・・260万円→20万円
8位 鉄拳・・・250万円→45万円
9位 KICK☆・・・180万円→4万円
10位 ジョイマン高木・・・150万円→6万円
一発屋芸人の火付け役的芸人さんがランキングトップ3を占めましたね。
某番組で、自虐タレントのヒロシさんが、最高月収4,000万円と言っていましたので、実際のランキング1位はヒロシさんかもしれません。
鉄拳さんは、一発屋芸人として一時、消えましたが、私も好きな感動のパラパラ漫画で再度話題になっています。
その分、収入も安定していますね。
能年玲奈さん主演のNHKの朝ドラ「あまちゃん」でも鉄拳さんのパラパラ漫画、採用されていましたし。
8.芸能活動以外でも収入のある人たち
それと年収ランキングの番外編で、テレビ出演などの芸能活動以外で多額の収入を得ている芸能人の方々もいるのをご存知でしょうか?
この世には、不労所得というものがあり、ものすごい大金持ちは、例外なく、不労所得を得ています。
有名なのは、大橋巨泉さん、所ジョージさん、叶姉妹のお二人です。
彼らは、どのようにして収益を得ているかというと、携帯電話の権利報酬です。
携帯電話が出始めの頃、覚えていますでしょうか?
または、実際使っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、初めは、ショルダーフォンを言い、ビジネス用の肩掛け鞄のような重く大きなものでした。
確か、1台で当時、20万円、通話料金は、1分100円ほどで、遠方になるほど高額になり、一般人はとても手を出せるようなものではありませんでした。
まさにお金持ちの象徴のような代物でした。
そこで、NTTドコモは、携帯電話を普及させるために代理店制度を設けました。
その制度にいち早く参入し、多くのお金を代理店費用として投資してくれた業者(個人、法人どちらでも)は、今では、利用者が通話するたびに使用料を報酬として受け取ることができ、大金持ちとなっていきました。
この権利収入だけで、前出の大橋巨泉さんは、月収で、3億円、所ジョージさんは、1億円、叶姉妹のお二人は、6,000万円の報酬を得ているそうです。
羨ましいですね。彼らが芸能人だからこのビジネスに参入できたというわけではありません。
一般の方々も多くいらっしゃり、携帯電話番号11桁の4番目から7番目が代理店番号だそうです。例えば、090—1234・・・という電話番号ならば、1234に当たる代理店番号の人に、この番号が使われれば使われるほど、権利収入が入ってくる仕組みなのです。
世の中、知らずに大金持ちになっている人たちがいるもんですね。
芸能人は、売れればですが、一気にランキング上位の大金持ちになれます。
かといって、年収1億5,000万円ほどありながら、毎日高級ホテルのスイートでパーティー三昧だった、小室哲哉さんのように浪費してしまえば、大変なことになってしまいます。
ですので、収入が高ければいいというわけではありませんが、つくづく羨ましいものですね。
というわけで、今回は、「芸能人・芸人年収ランキング2015」でした。