
女性におすすめの転職サイト
ワンズ・ベスト スタッフの北爪です。
今回は、「女性におすすめの転職サイト」について書きたいと思います。
最近とある知人女性に相談を受けました。
どのような相談かと言いますと、先月、突然勤めていた会社から解雇されてしまったとのことで、就職活動をするので、いい仕事はないか?とのことでした。
彼女は、30代前半で、一児の母で、シングルマザーです。
想像するにかなり過酷な環境であることは、明らかです。
子供が小さく、前の夫から養育費ももらえなかったので、お金に困っています。
なので、残業もこなし、会社から休日出勤の依頼があれば、嫌な顔せず要求に応えていたそうです。
ところが、会社の業績も悪化していた矢先、派遣社員であった彼女は突然の解雇通告を受けてしまいました。
彼女は、働き者で、性格も良く、綺麗な方です。
苦労もしているせいか、他人への配慮、感謝の気持ちを大切にする女性です。
彼女は、今の仕事を好きではなく、生活のためにその会社に勤めていたことを知っていたので、不謹慎かもしれませんが、「そんな会社、辞められてよかったじゃない。」と、言いました。
今は、確かに大変かもしれませんが、彼女にはもっといい職場が必ずあると思ったのです。
彼女が辞めた会社は、業績の悪化していた家電メーカーの下請けでした。
時代的に落ち目の業界にいると、どう頑張っても陽の目を見ることはありません。
そこでしがみついて頑張るより、体制を立て直し、しっかり研究した上で、再出発したほうが彼女のためだと思いました。
私は、彼女にしてあげられることは、何だろう。
そう考え、彼女の再就職の応援をできれば、と思い、女性におすすめの転職サイトはどこがいいか、
研究し、彼女にお教えてあげれば、彼女のお役に立てるのでは?そう思い、今回のテーマである、「女性におすすめの転職サイト」という記事を書こうと思いました。
女性におすすめの転職サイト編
さて、「女性におすすめの転職サイト」はどのようなものがいいのか?です。
転職サイトは、大きく分けると2つのタイプに分かれます。
Ⅰ【求人サイト】タイプ
このタイプは、自分で求人を探し応募していきます。職種、勤務地、各種条件から絞込み、気に入った企業がればネット上で直接コンタクトを取ることができます。
また、スカウト制度というサービスがあり、サイトに経験・スキル・職歴等を登録しておけばあなたに興味を持った企業側から「面接しませんか?」などとアプローチがメールで届きます。
ですので、効率よく幅広い求人を見つけることができます。
このタイプのお勧めサイト
⑴マイナビ転職女性のおしごと
【特徴】
大手人材企業マイナビが運営しています。
営業のほか、事務、経理、秘書、医療、教育、アパレルなど幅広い求人を掲載しています。
毎週2回、希望条件に合う求人とスカウトをメールで受け取ることができます。
女性の転職なら女性キャリアコンサルタントによる人材紹介サービス『WomanWill』
⑵エン転職 WOMAN
【特徴】
転職サイト【en】エンジャパンを提供するエン・ジャパンが運営しています。
エン・ジャパンは、女性が活躍する社会の実現に力を入れており、ロールモデルとなる女性社員や支援制度を紹介しています。
サイトがシンプルで求人を探しやすく(毎週2回更新)、スカウトメールも受け取ることができます。
⑶とらばーゆ
【特徴】
業界トップのリクルートガウ運営している歴史の長い女性の求人サイトです。
求人情報は毎週2回更新。幅広い雇用形態の求人があるのも魅力です。
転職トレンド、ランキング、女性のライフ&マネーなどのコンテンツが充実しています。
Ⅱ【転職サービス】タイプ
求人を紹介してもらうタイプのサイトです。
希望や経験に合う求人を転職支援を行うコンサルタントから紹介してもらえます。
求人の情報だけではなく、企業情報の提供や、応募書類の添削、面接対策のサポートもありますので、転職の成功率を上げることができます。
その中でも代表的なサイト
⑴パソナキャリア
【特徴】
大手派遣会社であるパソナの人材派遣事業で培った取引先企業とのネットワークが最大の強みです。
企業が求める人材に関してのノウハウは、トップクラスです。
キャリアコンサルタントも女性からの転職相談が多いので、「対応が丁寧」と転職者からの評判も上々です。
キャリアコンサルタントの転職カウンセリングでは、求人票にはない細かな企業情報や仕事に関する悩みも相談ができます。
人材紹介会社を活用した転職を考えた女性にはオススメの転職仲介サービスの1つです。
⑵リクルートエージェント
【特徴】
リクルートのグループ企業、リクルートエージェントが提供する人材紹介サービスです。
男女問わず転職仲介実績No1!約13万件という圧倒的な求人数を誇っています。
その強みは、求人数だけではなく質の高いキャリアコンサルティングもあります。
業種ごとに専任のキャリアアドバイザーがサポート。
業界の特徴から面接の注意店まできめ細かなサービスを提供しています。
また、リクルートエージェント自身が女性の活躍に力を入れており、キャリアアドバイザーに優秀な女性も多のも嬉しいところです。
全国21箇所の拠点があり、Uターン・Iターン転職にも対応しています。実際に利用した女性転職者の満足度も高いです。
⑶Woman Career
【特徴】
人材業界2位のインテリジェンスが運営しているサイトです。キャリアアップに意欲のある女性をターゲットに転職支援サービスを提供しています。ですので、「語学を活かせる」「キャリアアップのための制度がある」など、希望に合わせて紹介してもらえます。
Ⅰの【求人サイト】タイプとⅡの【転職サービス】タイプのどちらがあなたに合っているか、ご自分のニーズに合わせて、まずはサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
面接編
続いて面接編です。
「肝心なのは、何をするかよりもどうあるべきか?である」
せっかくいい転職サイトを見つけても、一番の難関、面接は避けて通れません。
面接においては、あなたがどういう人か、どうあるべきか?が肝心です。
人間対人間なので、何ができるかも、もちろん大事ですが、どんな人間か?の方が遥かに大事です。
面接では、話している内容だけが採用のポイントではありません。
面接に落ちた人がよく言うのが「うまく話せなかった」「もっと自己PRすればよかった」などの、話し足りなかったから落ちたということ。
実は話し足りなかったから落ちたのでははく、もっと大切な面接への臨み方を大切にしなかったから落ちているかもしれません。
特に女性は、面接の臨み方に採用・不採用が大きく左右されることが多いので、意識して、面接を受けましょう。
・面接はスキルと人間性を見られる
面接で見られていることは大きく分けて3点です。
1.ビジネスマナーなど基本的なビジネススキルを備えているか
2.一緒に働きたいと思えるヒューマンスキルを備えているか
3.経験や資格、能力など、応募先の会社が求めているテクニカルスキルを備えているか
面接を受ける時に大切なことは、3のテクニカルスキルだと思う応募者が多いですが、実は面接官は、1のビジネススキルと2のヒューマンスキルをまずチェックして、その2つを備えていると判断した応募者だけ、3のテクニカルスキルを確認するということが多いのです。
そもそも、書類選考を通過して面接となった場合、職歴や資格などのテクニカルスキルの部分は問題がないという判断で書類は通過しているはずです。
となると面接では何を見るか?応募書類では読みとれないあなたの基本的なマナーや立ち振る舞いなどのビジネススキル、一緒に働きたいと思う人材か、今いる社員ともうまくやっていけるのかというキャラクターや熱意などのヒューマンスキルに注目しているのです。
もし、あなたが書類選考は通過するのに、面接になると落ちてしまうとしたら、基本的なビジネススキルやヒューマンスキルを見直すことがまず必要かもしれません。
面接で受かるコツは、この面接で見られている3点を理解して、自分らしさも加えながらも基本的なスキルをもって面接に臨むということです。
・一緒に働きたいと思える人とは
あなたが受ける会社には、すでに働いている社員がいます。
この人なら今いる社員ともうまくやっていけるだろうと思ってもらえるかが、採用される重要なポイントです。
もちろん「いい人だけど、うちの社風には合わない」と面接官も残念がりながら不採用とする場合もあります。
多くの場合は、「協調性がなさそう」「主張ばかりしそうだ」逆に「おとなしすぎてなじめなさそう」など、コミュニケーションに不安を感じるため不採用にすることがほとんど。
再就職先の社員には、あなたよりずっと年下の上司がいるかもしれませんし、長く勤務している年下の先輩がいるかもしれません。
どんな人に対しても、周りは自分よりもその会社では先輩なんだという敬意をもって接することができるか、わからないことは素直に自分から聞くことができるか、というヒューマンスキルが見られているのです。
■面接で表れるヒューマンスキル
面接は会話のキャッチボールをすることが大切です。
自分をアピールしたいがために、面接官の話を聞かずに自分の話をひたすらしてしまう人がいます。
自分を主張することは大切なことですが、相手あってのコミュニケーションであることを忘れずに、相手の受け答えや対応を意識することが大切。
そのためには、相手が何を聞きたいのかをしっかり聞きとり、質問に的確に答えること。
相手が首をかしげたり、飽きているようなしぐさをみせたら、話を切り上げるなど、相手の様子をしっかり確認しながら話すことです。
難しいことのようですが、相手の話を最後まで聞いて、できるだけ短い言葉で話すことを心がけるとコミュニケーションが円滑になることが多いです。
また、面接でのコミュニケーションは、普段の会話とは違い、ビジネスシーンでの交渉なのだという意識をもちましょう。
企業が求めるテクニカルスキルを意識する
面接の前には、応募会社のニュースもチェックしておきましょう
■面接前に応募先をしっかり研究する
面接に行く前に応募先の求人情報やホームページ、その会社やその会社の属する業界全体のニュースなどをよく調べ企業研究をしておきましょう。
書類選考が先にある場合、選考を通過したということは、あなたの経歴や資格や自己PR・志望動機などから、企業はなにかきらりと光るテクニカルスキルを期待して面接に呼んでいるのです。
この会社は自分に何を期待しているのか? を様々な情報から予想して、それにあてはまる経験や資格、能力などのテクニカルスキルをアピールしましょう。
会社がもとめているテクニカルスキルが一番わかるのは、やはり求人情報。
求めている人材像や資格・経験欄をよく見ましょう。
この部分が自分の経験や能力にぴったりだという条件があるはずです。
その条件を満たしていて、かつ、そのテクニカルスキルを会社のために活かしてくれるだろうと思うため面接に呼ばれているのだということを意識して、そのテクニカルスキルを中心にアピールしましょう。
■柔軟に対応する
自分ではこの経験や能力が活かせると思って面接に臨んでも、会社はあなたの違う能力や経験を見出して、面接でその力を活かせるかと聞いてくるかもしれません。
自分では思ってもみなかったテクニカルスキルを求められて困ってしまうかもしれませんが、どうしても嫌でなければ、自分が使いたいテクニカルスキルにこだわらずに柔軟に対応できることを伝えましょう。
ある転職希望者の方で、ずっと勉強してきたCAD設計の仕事をしたいとCAD設計の仕事に応募した女性がいました。
会社も最初はCAD設計での採用を考えて面接をしていたのですが、その女性は長く総務の経験があり、そちらの経験や能力を活かして会社に貢献できる人だと感じたため、総務事務ができないかを相談しました。
その女性は最初は多少ためらっていましたが、ゆくゆくはCAD設計に携わりたいという思いも伝えつつ総務事務として入社。
その後、即戦力として総務事務をこなしていった彼女は、その能力と人柄を買われCAD設計の仕事も担当するようになりました。
2足のわらじを履ける人材として会社になくてはならない人材となり、管理職として部下をもつまでに昇進もしていきました。
転職では自分自身が気づかないテクニカルスキルを面接官が見つけてくれる場合もあります。
そんな時は思い切って、その方向を選択する柔軟さも転職成功のコツと言えます。
面接は、やみくもに受けていてもなかなか採用が決まりません。
応募書類が通過したのならば、自分の経歴や能力には自信をもって、事前準備を怠らずに面接に臨みましょう。
あなた自身が「こんな人と働きたい」と思える人はどんな人ですか?
「あなたと働きたい!」と言ってもらえるような面接ができるように、しっかり準備をして面接に臨むことが面接を成功に導くのです。
まとめますと、女性におすすめの転職サイト編では、自分が
Ⅰ【求人サイト】タイプ
Ⅱ【転職サービス】タイプ
を見極め、利用する。
面接編では、ビジネススキルはもちろん大事ですが、あなたがどのような人間かが大事ですので、自分と向き合う意味でも自分がどのような人間か?を相手の会社側ににわかりやすく表現できるようにしておきましょう。
ということで、今回は、「女性におすすめの転職サイト」についてでした。