サポニンが多い食品・食べ物と効果・効能は?

サポニンが多い食品・食べ物と効果・効能は?
こんにちは。ワンズ・ベスト スタッフの北爪です。
私の母の話なのですが、半年前、健康診断を受けた際、血液検査で、高血圧と中性脂肪の値が高くお医者さんに通うようになり、今は、薬を処方されるようになりました。
ただ、副作用が心配になり、健康食品に詳しい友人にアドバイスを受けてみました。
友人(以下Uと呼びます)は、医療品メーカーを脱サラし、健康食品を取り扱う会社を立ち上げ、小さな店舗を構え、百貨店の催事場に時折赴いて営業しています。
Uは、もともと虚弱体質で、どうしたら体質を改善できるのか?という動機から、医薬品や健康食品に興味を持ち、今では、大変詳しくなっています。
そこで、彼に勧められたのが、田七人参(でんしちにんじん)でした。
私は、田七人参の名前は知っていましたが、高麗人参みたいなもんでしょ?くらいしか知りませんでした。
有効成分はサポニンといい、もともと兵士の止血に使われていた薬として、漢方薬として古来より親しまれてきました。
サポニンは、血液の病全般に効果があると言われています。
そこで、今回は、Uから教わった知識によって、高血圧、糖尿病、高脂血症気味で、三大疾病である、心筋梗塞や、脳溢血の心配をされている読者様のお役に立てるのでは?と思い、テーマを、<strong>「サポニンが多い食品・食べ物と効果・効能は?」</strong>としようと思いました。
Uから教わった、サポニンに関しての知識をまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
1.サポニンとは?
私も最初は、Uからサポニンという健康成分の話をされ「さぽにん??」という感じで、少々聞き慣れない言葉かもしれませんが、サポニンというのは、植物の根や葉、茎などに含まれる有機化合物で、苦みやエグみなどの元となる成分です。
ごぼう、大豆などにも含まれています。
健康には良いがものすごく苦いことで知られ、あの高麗人参に多く含まれていると言えば、少しはイメージしやすいでしょうか。
血糖値を下げるとうたった健康食品の中には、高麗人参を配合した商品が数多くありますが、これはまさに、高麗人参に多く含まれるサポニンの効果によるものにほかなりません。
同じ人参の仲間に田七人参があるのですが、こちらのサポニン含有量は高麗人参の約10倍。
確かに、身体には良さそうですが、ここまで多くのサポニンを含んでいると非常に苦そうで、気軽に摂取するというわけにはいかないかもしれませんね。
サポニンには血液循環を促す、悪玉コレステロール値を下げる、血液中の中性脂肪を洗い流すなどの働きがあって、こうした働きによって血糖値を下げることが医学的にも証明されています。
血糖値を下げる以外の効果としては、肥満予防、免疫力向上、肝機能向上、咳や痰の抑制といった効果も期待されます。
またサポニンは血液に対して直接働きかけるため、糖尿病に対してだけでなく、高脂血圧、動脈硬化、心筋梗塞などにも良いとされています。
2.サポニンを多く含む食品は?
サポニンは、ごぼう、大豆や人参、桔梗などに多く含まれていて水とあぶらの両方に溶ける性質を持っています。
食品からも摂取できますが、より効率的に摂取するならサプリメントや漢方などを活用するのもおすすめです。
ほかにも、最近は韓国食材を扱うお店などでハチミツとブレンドされた人参茶なども販売されています。
サポニンを含む食品には、大豆・黒豆・ごぼう・生薬(甘草・サイコなど漢方薬に使われるもの)・高麗人参などに多く含まれています。
その中でも特に手に入れやすく最も多く摂取されているのは大豆のサポニンでしょう。
強い抗酸化作用が特徴のサポニンは、特に体内のコレステロールや脂質の酸化防止を期待され、女性はアンチエイジング・美肌などを期待して摂取する人が多いです。
大豆由来の製品にはほとんどサポニンが含まれており、特に含有率が高いのは高野豆腐です。
そのほかにも大豆製品の中ではがんもどき・油揚げ・豆乳・ゆば・納豆・おからなどが上げられます。
最もオーソドックスな豆腐は、サポニンの苦みが合わない味のため、サポニンは取り除かれます。大豆製品からサポニンを摂取したい場合は、上記にあげたような大豆製品がおすすめです。近年、特にサポニンの作用が注目されているのがごぼうです。
「ごぼう茶」にはアンチエイジング作用があると注目され、ごぼうを皮ごと干してお茶として飲むというのが良い、と女性の間では高く支持を受けています。
ごぼうのサポニンは毒性が強いという指摘もありますが、ここ数年の間では最も注目されているサポニンの一つです。
3.サポニンを最も多く含んでいるのは?
では、一番多くサポニンを含んでいる食品は何か?と言いますと、高麗人参の10倍のサポニンを含む、前出のUが勧めた田七人参です。
Uも太鼓判を押していますが、サポニン成分では、ダントツです。
彼は、仕事には強いこだわりと信念を持ってお客様に健康食品を勧めていますが、効き目が乏しい健康食品を売らなくてはならないこともままある、と、こぼしていました。
しかも皮肉なことに、どの健康食品とはここでは言えませんが、よく売れるそうです。
しかし、田七人参は、心から自信を持ってお勧めする!と言っていました。
では、田七人参の魅力についてお伝えしてまいります。
4.田七人参とは?
中国の薬学書、「本草綱目」によると、田七人参は、金不換と言われ、金よりも価値が高いと言われたそうです。
すごいですね!金よりも価値が高いということは、今で言えば、金は、1グラムで4600円程なので、それよりも高く取引されていたということです。
田七人参は現在、栽培品が多量に収穫できるようになり、100グラムでおおよそ2000円前後ですので、昔のような圧倒的な希少価値はさすがにないようです。
ま、粗悪品を最高級品などと謳ったまがいものもあるかもしれませんので、お求めの際は、信用のおける販売元からお求めくださいね。
田七人参(三七・田三七と呼ばれる場合もありますが、同じものです。)は、高麗人参と同じウコギ科ではありますが、姿形が違います。
中国南部で自生し、朝鮮人参と比べ丸みがあり、小ぶりです。
16世紀頃から血止め薬として使われてきました。
ベトナム戦争の時ベトナム兵が負傷した際、止血剤として田七人参の粉末を傷口に擦り込んで使用していました。
それを見たアメリカ兵が持ち帰り、田七人参の研究が本格化し、その素晴らしさが世界中に広まりました。
成分的にも前述しましたが、サポニンの含有量は、朝鮮人参の10倍です。
ただ、この田七人参、収穫まで3〜7年かかり、大地の栄養をごっそり吸い取ってしまうので、収穫後、その土地は、10年以上雑草すら生えなくなるほど使い物にならなくなってしまう、という特性があるので、常に移動して、栽培しなければならないそうです。
田七人参の品質は、産地、収穫時期によって決まります。
年に2回収穫するのですが、7月頃開花前に収穫されたものを「春七」といい、外皮が青黒い、中身がしっかりした重いものを「鉄皮」といい、これが最高品質で、「7年ものの鉄皮」を選んでいただくと、友人であるUいわく、間違いないです。
一般的な田七人参の3倍以上する高級品ですが、効果効能は、お墨付きです。
5.田七人参の効果・効能
では、ここからは、田七人参の効果・効能について、詳しくお伝えしてまいります。
・血液サラサラ効果
田七人参の主成分のサポニンは、血液から余分なコレステロールを排除したり、血液を浄化させる側があるので、血液をサラサラにしてくれますので、中性脂肪や血中コレステロールを低下させてくれます。
そのように改善されることで、血管が拡張し、血圧が下がり、栄養や酸素のめぐりが良くなり、逆に老廃物や二酸化炭素を効率良く排除してくれます。
さらにサポニンは、脂質を体外に出す働きがあるので、ダイエット効果まであります。
・心臓に機能を高める
田七人参に含まれるサポニンは、心臓にも有効に働きかけてくれます。
さらに田七ケトンという成分もあり、この二つの成分が心臓の酸素消費量を減らし、冠動脈内の血液量を増加させることで、心機能を高めてくれます。
特に田七ケトンはその効果が高いとされています。
ちなみに田七ケトンとは、田七人参固有の成分で、田七ケトンAと田七ケトンBの2種類があり、田七ケトンAは、血中のコレステロール値を下げたり、血栓を除去してくれる働きを持ちます。
田七ケトンBは、外傷や整理中の出血などを止める効果があります。
心臓は、私たちの体の中でも特に重要な臓器です。
しかし、残念ながら、心臓の病が原因で死亡するケースは後を絶ちません。
厚生労働省の統計によると心臓病による死亡率は、癌、に次いで第2位です。
しかもサドンデスと言われ、突然亡くなってしまうケースが非常に多い、という特徴があります。
私の遠い親戚で近所に住んでいた女性は、心筋梗塞で2年前に突然死しましたが、とても他人事とは思えませんでした。
というのも、前述しましたが、うちの母は、高脂血症と高血圧で、医師から薬を定期的に処方されているからです。
もちろん、母にも田七人参勧めておりまして、飲み始めています。
効果の方は、日が浅いので、来月くらいには出てきそうです。
心臓病は、日々のストレスや運動不足が大きな原因ですが、母は、医師によると、心臓の形状が先天的に少し歪んでいるそうで、心臓病のリスクがわずかに高いそうで、母の場合は、生活習慣ではないようです。
それから、心臓病のリスクがあると、判断される兆候というものもあります。
もし普段の生活で、息切れ、呼吸困難、胸の痛み、動悸、脈拍異常などを感じられたら、要注意です。心臓が弱っています。
その場合、田七人参を飲む前に一度、お医者さんにご相談ください。
しかし、多くの方の心臓病は、運動、食生活の改善など生活習慣で改善できますので、それほど深刻になる必要はありません。
田七人参を生活の一部に取り入れることももちろんかなり高い確率で効果があるのも事実です。
食品なので、薬と違い副作用もありませんし。
前述したように、田七人参には、強心作用があり、血圧を正常に戻す働きがあります。
心臓病は、高血圧が大きな原因の一つですので、田七人参はうってつけです。
前出の私の友人Uも高血圧のお客様に田七人参を勧めて、数え切れないほど感謝をされているそうです。
一般的にもサポニンや田七ケトンなどの成分は、心筋梗塞、狭心症、不整脈、虚血性心疾患などといった心疾患の予防・改善の効果が期待できます。
ただ、映画にもなった漫画「デスノート」に名前を書かれてしまったら、防ぎようはありませんがσ^_^;ちなみにデスノートは名前を書かれるとその人間が死ぬ、という架空の物語に登場するノートで、死因を指定しないと、名前を書かれた人間は、心不全で死亡します。
いかがでしたか?
息切れ、呼吸困難、胸の痛み、動悸、脈拍異常などがあり、気になる方は、是非、田七人参を試してみてくださいね。
今回の記事をまとめると以下のようになります。
【まとめ】
1.サポニンは、意外と身近な成分で、植物の茎や根に多く含まれている成分です。
2.サポニンが含まれている身近な食材は?
3.サポニン含有量第1位が、田七人参です。
4.田七人参とは?その歴史とその魅力
5.田七人参の効果効能は、主に、血液サラサラ効果、強心効果。
というわけで、「サポニンが多い食品・食べ物と効果・効能は?」についてでした。